4年の頃は、受験意思ははっきりしませんが、通信添削で勉強し、公開模試等は受験していました。ロボット教室やピアノに気がいっていました。 5年になって塾に入りました。本をよく読む子だったので、1年遅れのスタートでも特に支障はありませんでした。家では算数にのみ時間を取られました。家での学習は土日に集中する傾向があり、苦手な算数は父親が面倒を見ました。6年になり、志望校を意識して家庭学習が増え始めたのは2学期以降です。 毎日2問ずつ算数の難問に取り組んだことが成果を生んだのではないかと思います。

5年の時に塾に入り、受験勉強を開始しました。ペースに乗れず、成績も良くありませんでした。中学受験に向かない（合格は難しい）とまで言われ、 転塾しました。算数が苦手だったため、夏には家で四則混合計算を徹底的にやりました。「受験は算数」といいう意識でいたため、基礎をこぼさぬよう過ごしました。6年になっても、なかなかお尻に火がつきませんでしたが、夏以降は自分からやるようになりました。家では父親が志望校の傾向を分析し、「四科のまとめ算数」を使い苦手分野をつぶしていきました。 父親は時事問題の解説にも関与しました。

5年の頃は、地域の野球クラブに所属していました。野球に限らず体を動かすことが好きなので、外で遊びたがりましたが、「今日の分の宿題は終わったの？」と声かけをし、与えられた宿題はこなさせるようにしました。本人も塾の休憩時間など、あいている時間を見つけては課題をこなしていました。6年になると、志望校は早めに固まっていたので、あれこれ迷うことなく勉強できました。12月まで野球を続けていましたが、本人に両立に対する苦悩はなく（むしろ野球のほうがすきだった）、焦ることなく受験を迎えられました。

4年生のころは塾の課題である家庭学習を毎日やるという習慣をつけるようにしました。学校行事などで忙しいときは、無理をさせず、睡眠時間はしっかりとらせるようにしました。課題にも優先順位をつけ、まずは計算と漢字、次に基礎問題、余裕があれば応用問題というようにしました。最初からたくさんの課題を与えるよりも、「今日は終わった！」と達成感を持たせてきたのが良かったと思います。そのうちにだんだん塾の勉強にも慣れてきて、その成果が必勝模試などの結果に現れてくると、自分から難しい応用問題をやっておこう、というようになってきました。勉強の指導は塾の先生にお任せし、親としては毎日の課題を娘に示し、答え合わせをし、間違い直しをさせました。そして、「中学生になったら、こんな楽しいことがある」というような、わくわくする気持ちを持たせるように、いろいろな学校について調べ、娘に話して聞かせました。

6年の秋以降は、模試や通塾等で本当に忙しくなります。あまり家庭学習の時間の取れない中で効率をよくするために、過去問や模試で間違えた問題の解き直しや、それに関する単元の類題に的を絞りました。過去問については、いろいろな考え方があるようですが、我が家の場合は過去問と学校別模試で見つけた穴を集中的に埋めることで志望校に対する自信をつけ、入試に臨むことができたと思います。

5年生の6月から塾に入り、遅めのスタートでしたが、焦らず息子に合ったリズムを作っていきました。「遊ぶ時間を確保したいのなら勉強の時間をどこで作るか？」を自分でスケジューリングさせたり、親子で早起きして勉強しました。勉強内容はすべて塾にお任せし、私は心身の健康を心掛けました。塾の帰り道には息子の色々な話を聞くことで気分を解放させました。私にとっても楽しい帰り道の時間でした。振り返ると、受験と仲良く付き合えたことに親子で満足を感じています。